VPI職業興味検査を受けたら自己分析できた!

皆さんは「VPI職業興味検査」を知っていますか?

先日自己分析のセミナーを受ける機会があり

そこでVPI職業興味検査というものを受けてきました♡ 

VPI職業興味検査とは、

VPIとはVocational Preference Inventoryの略です。

直訳すると、”職業 好み 在庫”で

アメリカの心理学者ジョン・ホランドの理論を元にした

160の具体的な職業に対する興味・関心の有無を回答することで

6種の職業興味領域に対する興味関心の強さと

5種の心理的傾向に対する個人の特性が分かる検査です。

沢山ある職業の中で、適した仕事を探すための指標として用いられています。

 

 VPI職業興味検査でどんなことがわかるのか?

・一生の仕事を見つけたいがどんな仕事をしていいのか分からない

・自分に合う職業(適職)が一体何か?知りたい

・視覚を取りたいがどんな資格が自分に合っているのか知りたい など…

 

今では多くの短大・大学でこの検査が使われていますが、

社会人になってからでも、

転職活動をしたり、自分のやりたいことを見つける際の自己分析に十分参考になります。

 

検査をするにあたって

まず重要なことは、適職検査ではなく興味検査であることです。

なのでこの仕事があなたに向いていますという結果が出るわけではありません。

この仕事に関心があるという結果がわかるということです。

検査を受けることで自分のタイプが分かり、職業選択がしやすくなります。

検査の内容・仕方

時間 15~20分。

160の職業に興味や関心があれば【Y】

嫌いだったり興味がなければ【N】に○をつけていく。

あんまり考えすぎずに、直感的にYかNを選んでいくのがポイントです。

用紙が複写になっているので、めくって○の数を2枚目の採点用紙に

決められた法則に従って書いていきます。

こんな感じの用紙です↓

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そうして結果として出てくるのが、

「興味領域尺度」と「傾向尺度」です。

 

興味領域尺度 (興味・関心が高い職業のジャンル)

「RIASEC(リアゼック)」と呼ばれる興味6分野の各尺度

R(Realistic):現実的

機械や物に対する関心が強い

機械を操作したり、物を作る能力に恵まれている

Ex.料理人・電車運転士・歯科技工士など

 

I(Investigative):研究的

研究や調査に関心が強い

物事を数理的に処理し、論理的に考え、解釈する能力に恵まれている

Ex.医師・○○学研究者・薬剤師など

 

A(Artistic):芸術的

音楽・芸術・文芸などへの関心が高く、繊細で感受性が強い

独創性や想像力に恵まれている

Ex.俳優・通訳・コピーライター・デザイナーなど

 

S(Social):社会的

人と接して、一緒に活動するのを好む

責任感が強く、他者に対する洞察力に富み、人に対して親切かつ寛大

Ex.職業相談員・カウンセラー・美容師・保育士など

 

E(Enterprising):企業的

新しい事業や計画を企画したり、組織を動かす活動を好む

指導力、説得力、表現力に恵まれ、積極的で社交性に富む

Ex.弁護士・裁判官・アナウンサー・ホテルマネージャーなど

 

C(Conventional):慣習的

規則や習慣などの決まった行動を好む

様々な状況に対して、順応的、協調的で粘り強く、自制心に富む

Ex.一般事務員・税理士・秘書・プログラマーなど

 

この法則に基づいて、数値の高かった分野の

1位~3位を並べます。

 

私の場合は、

1位 C(慣習的)

2位 E(企業的)

3位 A(芸術的)

という結果でした。

 

興味の六角形のグラフに置き換えてみると

こんな感じです↓

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 さらにこの上位3つの組み合わせを

一覧で確認することができます。

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私の場合、C・E・Aの組み合わせは一覧表にありませんでした・・笑

キャリアカウンセラーのに結果を見せたらもっと詳しく知ることができると思いますが…

 

ちなみに、S(社会的)が4位だったので

Sを含めて見てみると結構ありました。

 

その中でも気になったのは…

「医療事務員」

「コピーライター」「雑誌記者」

「ツアーコンダクター」「旅行カウンター係」「客室乗務員」

 

4位まで範囲を広げるともっと沢山ありますが、

 

医療事務員は、眼科・歯科と合わせて4年経験があり、

仕事の内容は好きだったので、納得・・といった感じ。

 

コピーライターと雑誌記者は、ファッション誌が好きで

中学校の職業体験で、

集英社さんに職業体験?見学?の依頼を

したことがあって雑誌は好きだったのこれも納得!

ちなみに断れて見学は叶いませんでしたが・・汗

この時行っていれば、また違う人生だったかもと思います・・

 

ツアーコンダクター、旅行カウンター係、客室乗務員は、

確かに私は旅行が好きで電車の時刻表を見て

どれが効率いいかとかどう回ったら沢山観光できるかとか

考えるのめちゃくちゃ好き!笑

短大の就活中は、旅行会社の採用試験受けました!(落ちましたが笑)

 

結果を見てみると、興味のある仕事と好きなこととかってリンクするんだなと!

結構当てはまっていることが多くてびっくりしました!

 

私の場合、意外なことより「ああやっぱりね~」と思うような職業が多かったです。

 

傾向尺度(職業の好みに反映された興味以外の心理的な5つの傾向)

Co尺度(自己統制傾向)

用心深く、慎重で、衝動的に行動することは少ない

 

Mf尺度(男性ー女性傾向)

(男性の場合)男性的と呼ばれている仕事や活動を好む

(女性の場合)男性女性的な役割にあまり関心がない

 

St尺度(地異思考傾向)

自信に満ち、情熱的、社交的で表現力に恵まれている

 

Inf尺度(稀有反応傾向)

一般に誰でも好む仕事にはあまり関心がない

 

Ac尺度(黙従反応傾向)

様々な種類の仕事や活動に対して、幅広い関心を持つ

 

私の結果はこちら↓

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Inf尺度だけすごい数値が高い!

Inf尺度は、みんなと同じではないユニークな仕事を選ぶ傾向があるとのこと。

 

今までのキャリアに置き換えてみると、

銀行窓口、眼科医療事務、歯科助手・・

 

全然ユニークじゃないじゃん!笑

 

本来の潜在的にはユニークな職業を求めてたのか?

と新しい自分を知りました笑

 

まとめ

自分の今のスキルは抜きにして、

数値的に、職業適性やキャリアを分析してみると

 

客観的に自分を知ることができて面白かったです。

 

自己理解と職業選択のヒントになると思います。

 

 

ちなみに、VPI職業興味検査は、

ハローワークで無料で受けることができました!

1度受けてみると

知らなかった自分を知ったり、

自分の個性を再確認できるきっかけになりますよ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。